2020-01-01から1年間の記事一覧

「月刊全生」の目次散歩(12)

「月刊全生」の目次散歩(12)1967.3月号(通巻第37号) 巻頭言 教育の視界 性教育 二種体癖と四種体癖 二種と四種の区分 二種と四種の消化器異常 二種と四種の感情 四種体癖の感情分析 四種の感情抑制と病気 四種のマゾヒズム的傾向 四種がうまいという食べ…

「月刊全生」の目次散歩(11)

「月刊全生」の目次散歩(11) 1967.3月号(通巻37号) 巻頭言 子供の劣等感現象 汚したり、すねたり、悪はしゃぎしたり 潜在意識教育 断言が呼び起こすもの 断言の害と効果 桜を見て何故泣くか 何故この子は反抗するのか 反抗の認め方(註1) 断言は心に強…

「月刊全生」の目次散歩(10)

「月刊全生」の目次散歩(10) 1967.2月号(通巻36号) 巻頭言 脱力体操のすすめ 使い方より休め方 力を抜き得て全力が出る 注文つきの活元運動 休め方の下手 上手な休め方 力を抜き得て、力が出せる 意志では力は抜けない 活元運動と体の弛め方 力を抜いて…

「月刊全生」の目次散歩(9)

「月刊全生」の目次散歩(9) 1967.1月号(通巻35号) 巻頭言 年頭所感(精力集中と快感) 人工的健康の限界 人工的な健康 無視されている体の要求 先ず生きる為の感覚を取り戻そう 人間の錯覚 原始に帰れ 活元運動のすすめ 生きる目的は何か 犬の散歩 体の…

「月刊全生」の目次散歩(8)

「月刊全生」1966.10月号(通巻32号) 巻頭言 体力づくりの諸問題 四十二年度行事として 体癖調査の提言 潜在意識教育法 非行の生理 衝動的行動 衝動をかりたてるもの 性は死の要求(註1) 過剰エネルギーの方向 非行はモラルの問題か エネルギーの不平衡(…

「月刊全生」目次散歩(7)

「月刊全生」の目次散歩(7) 1966.9月号(通巻31号) 巻頭言 体力づくりの諸問題 潜在意識教育の目標 如何なる教育も健康を損うようなら間違っている 体に影響するのは潜在意識的な心である 人間はどんな時に力が湧くか 子供の伸びていく方向(注意の集まる…

「月刊全生」目次散歩(6)

「月刊全生」目次散歩(6) 1966 8月号(第30号) ・巻頭言 鬱滞と鬱散 ・体の自然の働き 空想の中の独り相撲 病気も生くるはたらき 無病病患者 自然の調和 良い悪いは体による 衛生は使いこなし方にある 身体を傷つけないこと 体内に行なわれる自然の衛生…

天谷保子『ありのままがいちばん。』を読む。

天谷保子氏の『ありのままがいちばん。』(WAVE出版)を読んだ。 天谷氏は、1925年生まれ。「みどり保育園」を開園、その園長となる。『いやいやえん』『ぐりとぐら』などの児童書ベストセラーの作者である中川李枝子氏は、その園の重要スタッフであった。 …

「七の日講座」に習う(メモ5)

私が野口整体の講義録に強い興味を抱くのは、このブログですでに何度も書いてきましたように、講義録に埋め込まれている野口氏の<息遣い>に触れられることの愉しみです。「野口整体はすごい」と私が他者に言ったところで、「どこがどの様に凄いの」と問い…

身体教育研究所角南氏のウイルス観

角南氏のブログ(「sunajiiの公私混同」)を、氏の承諾もなく以下に引用させていただきます。ごめんなさい。 でも、この素晴らしい文章を、ぜひ、そしてすぐに私のブログの読者にも読んでもらいたくて・・・ 2020年3月28日土曜日 おそれる 百年前、人類はス…

野口整体を愉しむ(再録121)野口整体を学ぶことの愉しさ

野口整体を学ぶことの愉しさ 野口整体を学ぶことが楽しくて仕方がない。理由はよくわからないが、講習会や研究会、あるいは仲間内の勉強会に参加することがとにかく楽しいのだ。もちろん毎月送られてくる「月刊全生」を寝転がってじっくり読み進めることも同…

野口整体を愉しむ(再録120)弟子(?)入り

弟子(?)入り 私にとって、整体指導者から直接、個別に整体操法を教えていただけた経験は、極めて幸運なことであった。友人と二人で、一週間に一度、毎回4時間近く、I先生のご自宅で、整体操法の実習を講座形式で学ばせていただいた。指導者一人、弟子二人…

野口整体を愉しむ(再録119)野口整体との出会い

野口整体との出会い 私と野口整体との出会いは、ヨガと整体をともに追求されていた岡島氏を知り、経堂に氏をお尋ねし、講演を依頼したことがきっかけとなっている。岡島氏の著作や機関誌から、新しい視点の沖ヨガ像が得られるのではないか、その期待からの講…

「月刊全生」の目次散歩

「月刊全生」の目次散歩を始めてみて想う 黎明期の「月刊全生」を読み返すことから始めてみた(本ブログ「月刊全生」目次散歩)。今日届いた最新号の「月刊全生」と比較するのもおかしなこととは思うのだが、まず何よりも初期の雑誌に漲るその熱気、野口氏を…

「月刊全生」の目次散歩(4)

「月刊全生」目次散歩(4) 「月刊全生」の目次散歩1965 9月号 通巻第19号・巻頭言 早期発見人間は生きている以上いつかは死ぬものである。老いということは体の中に生くる働きより死の要素が多くなって来たことを示すものである。然らば体そのものの中に死…

「月刊全生」目次散歩(5)

「月刊全生」目次散歩(5) 1966 3月号 通巻第25号・巻頭言「全生の決心 裡に潜む死の要素をも、生の力と化さしむるもの」・体癖的表現(要求の方向に感受性も偏る、感受性が偏れば反応も偏る、体癖によって異なる表現様式、体癖と感受性方向の特性、音楽の…

『野口晴哉著作全集』 総目次 1

『野口晴哉著作全集』 総目次 1 野口晴哉著作全集 総目次(全十巻、十一冊 株式会社 全生社刊)(註:細目内容は、少しずつ書き加えて、このブログ上に更新していきます。) 野口晴哉著作全集 総目次 1 野口晴哉著作全集 第一巻 初期論集 一養生篇 全生論(全…

『野口晴哉著作全集』 総目次 2

『野口晴哉著作全集』 総目次 2 野口晴哉著作全集 総目次(全十巻、十一冊 株式会社 全生社刊)(註:細目内容は、少しずつ書き加えて、このブログ上に更新していきます。) 野口晴哉著作全集 総目次 2 野口晴哉著作全集 第二巻 初期論集 二療病談義序一 療病…

『野口晴哉著作全集』 総目次 3

『野口晴哉著作全集』 総目次 3 野口晴哉著作全集 総目次(全十巻、十一冊 株式会社 全生社刊)(註:細目内容は、少しずつ書き加えて、このブログ上に更新していきます。) 野口晴哉著作全集 全目次 3 野口晴哉著作全集 第三巻 中期論集 一整体操法読本 巻一…

『野口晴哉著作全集』 総目次 4

『野口晴哉著作全集』 総目次 4 野口晴哉著作全集 総目次(全十巻、十一冊 株式会社 全生社刊)(註:細目内容は、少しずつ書き加えて、このブログ上に更新していきます。) 野口晴哉著作全集 総目次 4 野口晴哉著作全集 第四巻 中期論集 二 巻頭言集(翠ヶ丘…

『野口晴哉著作全集』 総目次 5

『野口晴哉著作全集』 総目次 5 野口晴哉著作全集 総目次(全十巻、十一冊 株式会社 全生社刊)(註:細目内容は、少しずつ書き加えて、このブログ上に更新していきます。) 野口晴哉著作全集 総目次 5 野口晴哉著作全集 第五巻上 中期論集 三健康生活の原理…

『野口晴哉著作全集』 総目次 6

『野口晴哉著作全集』 総目次 6 野口晴哉著作全集 総目次(全十巻、十一冊 株式会社 全生社刊)(註:細目内容は、少しずつ書き加えて、このブログ上に更新していきます。) 野口晴哉著作全集 総目次 6 野口晴哉著作全集 第五巻下 中期論集 四整体操法 Ⅰ 整体…

『野口晴哉著作全集』 総目次 7

『野口晴哉著作全集』 総目次 7 野口晴哉著作全集 総目次(全十巻、十一冊 株式会社 全生社刊)(註:細目内容は、少しずつ書き加えて、このブログ上に更新していきます。) 野口晴哉著作全集 総目次 7野口晴哉著作全集 第六巻 中・後期論集 一潜在意識教育 …

『野口晴哉著作全集』 総目次 8

『野口晴哉著作全集』 総目次 8 野口晴哉著作全集 総目次(全十巻、十一冊 株式会社 全生社刊)(註:細目内容は、少しずつ書き加えて、このブログ上に更新していきます。) 野口晴哉著作全集 総目次 8 野口晴哉著作全集 第七巻 中・後期論集 二体 癖序体癖論…

『野口晴哉著作全集』 総目次 9

『野口晴哉著作全集』 総目次 9 野口晴哉著作全集 総目次(全十巻、十一冊 株式会社 全生社刊)(註:細目内容は、少しずつ書き加えて、このブログ上に更新していきます。) 野口晴哉著作全集 総目次 9 野口晴哉著作全集 第八巻 後期論集 一 誕生前後の生活序…

『野口晴哉著作全集』 総目次 10 ~11

『野口晴哉著作全集』 総目次 10 ~11 野口晴哉著作全集 総目次(全十巻、十一冊 株式会社 全生社刊)(註:細目内容は、少しずつ書き加えて、このブログ上に更新していきます。) 野口晴哉著作全集 総目次 10 野口晴哉著作全集 第九巻 後期論集 二病人と看病…

野口整体を愉しむ(再録118)知以前の知、新しい生き方

知以前の知、新しい生き方 すでに言語化され意識化された対象についての知が、対象が本来持つはずの可能性としての知の一部分でしかないことは言うまでもない。しかし、私たちの身体は、そうした知の対象であるとともに、すでにそれ自体として生きられている…

野口整体を愉しむ(再録117)触印象の言語化

触印象の言語化 野口晴哉氏の整体操法についての講義録に貫かれている方法とは何か。わたしはそれを「過程を重視する方法」だと言ってみたい。プロセスを重視するというのは当たり前のように見えて、実は誰もが容易になしうることではない。野口氏の言葉を丁…

野口整体を愉しむ(再録116)愉気(輸気)とは何か

愉気(輸気)とは何か 野口整体法の基礎になっているものの一つが、気であり、気の運用である。それほど重要な概念である気について、野口晴哉氏は「気は気であるとしか言いようがない」あるいは「整体操法の技の中心は、この輸気とその感応にあるのであるが…

野口整体を愉しむ(再録115)野口晴哉氏 6.22 前後の時空

野口晴哉氏 6.22 前後の時空 1976年6月22日、野口氏は自宅で64歳の生涯を終えられた。永沢哲氏の「野生の哲学 野口晴哉の生命宇宙」(ちくま文庫)には野口氏の最後の様子が次のよう書かれている。「・・亡くなる四日前に、鳩尾に出来た硬結を、一人の弟子ー…