「月刊全生」の目次散歩(9)

「月刊全生」の目次散歩(9)

 1967.1月号(通巻35号)

 巻頭言 年頭所感(精力集中と快感)

 人工的健康の限界

  人工的な健康

  無視されている体の要求

  先ず生きる為の感覚を取り戻そう

  人間の錯覚

  原始に帰れ

  活元運動のすすめ

  生きる目的は何か

  犬の散歩 体の使い方と生活指導(註1)

  犬の育て方

  活元運動の誘導

  体で感じる、体は知っている(註2)

  体の勘で行動する

 

背骨で呼吸する法

アジスアベバ便り(木下正文)

俳句(杉本愛子)

交通事故の問題

風邪の問題(一)

 入浴と適温 適温と個人差 産湯の適温 適温と健康状態

       体で知る適温 体の鈍り個所 脚湯と足湯

       入浴の目的 皮膚の機能(排泄作用、呼吸作用)

       石鹸の乱用 健康は自分自身の力で

 風邪をひく心理 寒いから風邪をひくのか キャッチコールド

       と思い込むとそうなる 病気になりたい要求

       皮膚に現れる心理作用

       潜在意識内の反抗

       未練症状 

潜在意識教育 質問に答えて

 

入会者 4914~4959

 

註1) 病気を治してしまえば病気をする都度に弱くなる・・・自分の体の力で病気を経過したならば、病気をやる都度に強くなる。・・そこで私は、体力が発揮出来ないような歪んでいる体を正すとか、萎縮している元気を喚び起こすとかいうことの必要を感じ、病気を治療するということを目的として動作することを捨てました。

註2) おそらく癌でも筋腫でも治る時期があって体はそれをちゃんと知っているのです。ところがみんなそれをかき乱してしまっているのです。人間の体の全てのものは、みんな経過するのです。・・・そしてその準備を体はちゃんとしているのです。それを中途で出してしまえば体の準備は中途半端になる。・・・禁点に硬結が出来ると四日目に死ぬ、膏肓の場所が乾くと四十時間で死ぬ・・・そういうように体は先の事を知っているのです。ですから体にきいていく方が、これを意識を閉じて無意識にきくと言いますが、その方が後になって考えると正確だったことがよくあります。