「月刊全生」の目次散歩(12)

「月刊全生」の目次散歩(12)1967.3月号(通巻第37号)

 

巻頭言 教育の視界 性教育

 

二種体癖と四種体癖

 二種と四種の区分 二種と四種の消化器異常

 二種と四種の感情

 四種体癖の感情分析

 四種の感情抑制と病気

 四種のマゾヒズム的傾向

 四種がうまいという食べ物

 体運動習性 二種と四種の違い

 

寄稿 「思想のロケット」(津田逸夫)

寄稿 「潜在意識について思う事」(五十嵐宏)

 

質問に答える

 教育のあり方

 無理のない組み合わせ(註1)

 赤ちゃんと皮膚病

 兄弟の体癖の相違は?(註2)

 

体癖の活用

 人間と運動系の構造

 人間と立姿行動 手の親指の発達に伴う大脳生活

 体癖のはじまり 一、人間の運動の偏り習性

         二、人間の感受性の偏り方向と偏り反応

         三、人間の周期律特性

         四、共通した偏りを持つ人は共通した

           体の格好をしている

 万人はみな個人 個人の個人である理由は体癖である

   

若い人の集い 

 エレキと活元運動

 音楽と感受性

 

本部だより

 入会者 5047~5118

 

註1 ・・・性質の全然違った生き物が同じように生活しようとすればどこかに無理があります。・・・全然別個の生き物が一緒に暮らすという無理をおかしている以上、終生無理のない結婚などということはございません。終生無理の連続でありまして、ある時期だけ相合うというところを持っているということが結婚を続ける条件で、何カ月かの為に、何年か、何十年かを我慢して一緒に暮らすというのが結婚の形態であります。ですから無理なくということはございません。・・・

一生無理が無い組み合わせなどを考えたら、一生不満でいなくてはならない。一生不満の無い夫婦なんて一人もいない。一生無理のない夫婦なんて一組もない。不平の連続であります。・・・

しかし生き生きしている人達が、ちゃんとお互いの無理を知って、お互いの無理を容れ合い、赦し合い、欠点を庇い合い、助け合って、そうして無理を承知で暮らして行くところに結婚生活の意義があるのではないかと思うのです。・・・

 

註2 ・・・後天的なことは普通遺伝しないことになっておりますけれど、妊娠中にあったいろいろなことというのは、子供の感受性には割に影響して参ります。自分の一人ひとりの子供を見ておりますと、妊娠中の精神環境の影響というのはかなり強く見られます。しかし感受性の全部がそうだとは言えません。一部がそうなのであって、やはり一番強いのは血であります。従って体癖は遺伝するものであります。・・・