「月刊全生」の目次散歩(19)~(20)

「月刊全生」の目次散歩(19)

「月刊全生」1968.1(通巻第47号)

根深くして葉繁る

体力とは何か

人体の左右のアンバランス

我家の父と母(真峰克己)

体癖(癖探会)

誌上討論会 整体協会の在り方

わが心の風土 カザルスの音楽この道〟を磨いて

中心と全体(津田逸夫)

 

 

「月刊全生」の目次散歩(20)

「月刊全生」1968.2(通巻第48号)

自分が変れば世界は変る

整体操法初等講座 

 生活している人間

・・・ 生活している人間というものを全然見ないで、異常があればすべて肉体の病気だと思っている・・・(しかし)生き、そして生活しているのが人間なのです・・・だから生活しているということを抜いて、生きている機能をみているだけではどうしようもない。私たちの観察の視野というものをもっと拡げなければ、生活している人間を見ることは出来ない。人間は意識によって動くだけでなく、すべて感情を通して動いているからです。

 体に現れる生活の変化

・・・三側にはその人の生活もっとも敏感に反映しています。たとえば腰椎6番の三側が硬くなっていたら胃袋が働かない状態、また不愉快なこともあったな、というようにすぐ判ります。気のとがめるようなことをやるときには胸椎8番の三側が硬くなっているし、大胆な事を言っても胸椎の三番が硬直していれば不安がある。そういう感情の僅かな動きも三側には敏感に反映しているのです。だから当人の気づかない生活事情をとらえるにも三側の観察は非常に重要になってくる。

 そしてその感情を、彼ははたして頭ではどのように感じているのだろうかとか、彼の頭の働く速度はどうなっているだろうかとか、ということについては一側でみます。

一側の硬直状態で彼の頭の働き具合を見るのです。行き過ぎがあるとか、反対に頭が働かないとかを観て、それに三則の観察をプラスしてその人の生活状態を観察するということを行います。

・・・生活している人間の状況観察には三則と一側の観察は不可欠で、特に三則は感情状態が素直に反映しています。・・・

セイタイ・フランス発足(津田逸夫)

アジス便り(木下正文)

現代人にふさわしい自己創造の哲学(星野武男)

A.C.S. Christmas party

討論会 今後の整体協会の在り方

誌上討論会 整体協会の在り方(柳田利昭、佐藤佑治、中部左内)